亡くなった父母の家を片付ける手順ガイド:ゴミがいっぱいなケース、どう進める!?
こんにちは!精一杯取り組むプロフェッショナル、遺品整理・清掃のシャルネです。
家族を失うことは、深い悲しみや心に大きな喪失感が生まれ、言葉で言い表せない心境にもなりますが、その後には家の片付けを手掛ける必要があり、更に感情的な負担が伴います。
この記事では、亡くなった親御様の家を片付けるための具体的な手順(ゴミがいっぱいなケースに対応)と、心の整理方法を丁寧にご紹介させていただきます。
整理を進める準備や必要な道具、そして心の整理の大切さについても触れ、ご自分を大切にしながら取り組める方法や、実際の片付け手順ではゴミの分類や思い出の品の取り扱い方、さらには不用品の処理方法を詳述します。
亡くなった父母の家を片付ける手順ガイド:ゴミがいっぱいなケース、どう進める!?
後半には、片付け後のサポート方法も紹介しますので、悩みを抱える方にとって、心のケアを大切にしながら進められるよう、役に立つ情報をご提供します。
ぜひ、少しでも心の負担を軽減していただければ幸いです。
片付けの準備
片付けを始めるためには、まずしっかりした準備が不可欠です!
心と体調を整え、必要な道具を揃えることで、スムーズに片付けを進めることができます。
それでは、必要な準備と道具の用意、心の整理と計画の立て方について詳しくご紹介します!
必要な準備と道具の用意
まず、片付けをする前に必要な道具を準備しましょう!
最低限必要なものは、以下のようなアイテムです。
- ごみ袋:不用品を捨てるための大きめのごみ袋を必要数枚用意します!
このごみ袋は、分別する品目ごとに数種ございます。(自治体や処分方法・処分搬入先によって袋の種類が異なりますので事前に確認することをお勧めします。)
- 段ボール箱・ガムテープ:貴重品や思い出の品、形を維持したいものなどは、段ボールに分けて整理します。
そうすることで形を崩さず潰れることなく保管できます。素材はできれば、しっかりとしたものを選びましょう!
- マジックペン:収納した袋や段ボールの外側に、収納した分類名や廃棄する品目を書いて明確にすることで、後で中身を確認するために開けなくては分からないという手間・時間を減らすことができます。
書いて貼る方法も有効です!わかりやすい表記を心がけると良いです。
- 掃除用具:片付けた後は、埃などがあることが多いので掃除用具があることで綺麗な空間に整えることができます!掃除機やモップ、雑巾など、清掃用具を用意しておきましょう。
- リフレッシュアイテム:片付けの合間にご自分を労るための飲み物なども準備しておくと良いです。
つい作業に没頭してしまうことがありますので、お身体を大切に、休憩も重要です!
事前に必要な道具を揃えることで「あれが足りない!」という焦ってしまう気持ちや買い出しの回数・追加を減らし、集中して片付けに取り組める環境を整えることができます!
ご自身で片付けを進める場合は、さまざまな面で精神的・肉体的に消耗しがちです。事前把握や準備がしっかりできますと、ご負担を軽減することにつなげられます。
心の整理・準備と計画の立て方
片付けには、心の準備も重要です!
まずは心の準備をしながら無理のない計画を立てることから始めましょう。
以下のステップをご参考ください。
- ご自分の気持ちや意向を確認する:片付けには多くの思い出や感情が伴います。まず、ご自分の気持ちをどのような整えるかから方向性を作っていくのかを決めてみると良いと思います。
私事で恐縮でございますが、昨年ずっと一緒に住んでいた大好きな義母を亡くしたときがそうでした。
それ以前に看取った祖父母を含め、多い時は9人家族でしたので、これまで他界する家族へのつらさを経験したことで、個々の心の作り方や、方向性の作り方はその人それぞれであり、自分で気持ちを固めていくことで片付けに取り組みやすく、故人の想いを取り込んだ形で前進していけることが分かりました。
個々の心の作り方・方向性は、皆それぞれでした。心が安らぐ、胸が軽くなる、心が安定する、胸のつかえが取れる、気持ちが前向きになる。
ご自身でしっかりと見つめていけることは、故人様にとっても、とても大切なありがたいことではないでしょうか。
悲しみや懐かしさが湧くこともあるかもしれません。その場合、実際片付けの時にどのように気持ちをもっていこうかなど心の準備をしておくことはとても大切です。
- 片付けの目的を明確にする:片付けをする範囲や目的「ゴールを明確にしましょう!」
「スペースを作る」「この部屋を片付ける」「心の整理をする」など、範囲やご自分にとっての目的を意識することで、片付けを持続させることができます!
- 小さな目標を立てる:一度に全てを片付けることはとても困難です。
部屋の一部、例えばクローゼットなど、具体的なエリアを設定して小さな目標から立てましょう。
目標を達成することで、頑張ったことへの達成感を得ることができ、次のステップへ進む活力にもなります。
- 計画表を作成する:片付けの工程や日程を明確にした計画表を作ります。
毎日の進捗や何をするのかを視覚化することで、計画が立てやすく、修正を含め達成しやすくなります!
心の準備や整理をしっかりすることで、片付けに対する抵抗感を減らし、気持ちを軽くして行動に移しやすくなります!
片付けは一時的なものではなく、ひと通り完結に至るところまで進められてひと安心です。
この準備段階をしっかり行うことで、片付けを通じて新しい自分を見つける手助けにもなると思います!
もしも、「大変」「途中までやってみたけれどこれ以上は難しい」「業者に頼もうかな」と感じたときは、一度ご相談ください。
費用やご予算に応じてお話しさせていただきます。
無理をして進めてしまうと、ご自身の身体を壊してしまうため、心配がございます。
実際に多くの方から、体調を崩してしまった。頑張ったけれどもう無理。全然物が減らない。とご連絡をいただき、残りの片付けを頼みたいとご相談をいただきます。
頑張って進めた後のバトンは、私たちはしっかりとお受けします。
私たちシャルネのプロフェッショナルチームが、お手伝いをさせていただくこともできますので、何かお困り事があればお気軽にお声がけください!
ご自身で進める片付けの手順
片付けの手順には、計画と実行が必要です。
日常生活において、片付けは分からないことが多かったり、不安を感じることもある作業かもしませんが、正しく進めることでトラブルなく、気分や環境も整います。
ここでは、片付けの具体的な手順を見ていきましょう!
ゴミの分類と処分方法
片付けの最初のステップとして「ゴミの分類と処分方法」についてお伝えします!
分別、これはとても細かですが重要です。
自宅に溜まったゴミを一気に捨てるのではなく、分別することでリサイクルや適切な処理ができます。
一般的には、以下のようなカテゴリーに分けましょう。
- 燃えるゴミ:紙くず、テッシュペーパーなど。
- 燃えないゴミ:ガラスや金属、缶など、燃焼しない物。
- 資源ゴミ:プラスチック類やビン、缶など。
まずは、部屋の隅々からゴミを集めて、一つの場所に置きます。
そして、ゴミ袋を用意し、それぞれのカテゴリーに従って分別していきましょう!
この作業は少し手間に感じるかもしれませんが、環境にもお財布にも優しい方法です。
そして、自治体のゴミ回収ルールに基づいて、正しい方法で処分します。
これで、片付けの第一歩が完了です!
貴重品や思い出の品の選別
次に重要なステップは、「貴重品や思い出の品の選別」です!
ここでは、簡単に捨ててしまうことができない、心のこもった品々をどう扱うかが鍵となります。
特に、亡くなった親御様や親しい友人のご遺品に対するお気持ちは繊細で、複雑な心境になります。
そのような時は、まず品物を一つずつ手に取り、思い出を振り返りながら丁寧に選別しましょう。
ポイントとしては、次のような質問を自分に投げかけてみると良いでしょう!
– この品は私にとって残しておきたいものか。大切な思い出を含んでいるか?
– 本当に必要な物か?今後も使う可能性があるか?
– 他の人にとっても価値があるかもしれないものか?
もし、迷っているものがあれば、まず保管しておき、後に振り返る手段を残すことをお勧めします。
また、ご家族やご友人の意見を聞くことも大切です。
感情的になりがちな場面ですが、一緒に思い出を共有することで片付けやすいこともあります。
不用品の処理とリサイクル
最後に、「不用品の処理とリサイクル」です!
分別した後は、不用品をどのように処理するかが非常に重要です。
リサイクル・リユースを選ぶことで、環境に良い影響を与えるだけでなく、思い入れのある品に対しても新しい価値を見出すことができます!
ここでは、いくつか具体的な処理方法を考えてみましょう!
- 寄付:使える状態の家具や衣類などは、弊社にご相談いただくか、チャリティーや福祉団体へ寄付するのが良いでしょう。
- フリマアプリ:不要な服や家具をフリマアプリで出品して、必要とする人に届ける方法もあります!
- リサイクルショップ:専門のショップに持ち込むことで、買い取りの対象になることがあります。
片付けを通じて、不要な物として捨てるのではなく、他の誰かに役立てたり、新しい価値を見つけたりすることができるのが素晴らしい点です!
環境にも思いやりを持つことが出来るこのプロセスは、すべての片付けを楽しくさせてくれます!
ぜひあなたの片付けを始めてみてください。
心からのサポートを提供するシャルネでは、遺品整理や特殊清掃など、全般的な整理・清掃業務を行っています。
お見積もりのご相談は、下記メールかお電話にてお気軽にお問い合わせください。
片付け後のフォローアップ
片付けは大変な作業です。作業を行った後は、その成果を維持し、さらに心の整理を進めるためのフォローアップが重要です!
片付けた家や空間を有効活用することや、心のケアを行うことは、とても大切なプロセスです。
このセクションでは、残った物の保管と活用、そして心のケアの方法について詳しくご紹介します。
残った物の保管と活用
まず、片付けを終えた後に残った物たちをどうするか、具体的なアプローチを考えてみましょう!
物品の保管方法は、多くの素敵なアイデアがあります。
たとえば、思い出の品や大切な物は、写真アルバムや置き物にしたり、整理ボックスに収納することで、大切にすることができます。
ストーリーを持つ物品は、身近に置いておくことで、いつでもその思い出を振り返ることができる良さがあります。
また、使用頻度が高い物は、使いやすい場所に配置することが大切です!
キッチン用品や文房具など、日常生活で頻繁に使う物は、手の届きやすいところに収納し、活用したいですね。
これにより、毎日の生活がスムーズになり、「片付けた甲斐があった!」と実感できるでしょう。
そして不要な物は、リサイクルや寄付を行うことで、新たな持ち主を見つけることができ、物の命を延ばすことにもつながります!
心のケアと必要なサポートの受け方
次に片付け後の心のケアについてです!
片付けは物理的な作業としてだけでなく、精神的に非常に負担がかかることがあります。
特に、家族のいるスペースや亡くなった親の家を片付けるときは、感情的になりやすくつらくなります。
そのような時は、自分の気持ちに正直に向き合い、この後どのような方向にしていきたいか心の在り方を決めていくことがなによりも大切になります。
悲しみや懐かしさがこみ上げてくるときは、無理に進めるのではなく、その気持ちを受け入れてあげましょう。
また、支援や助言をもらいたいなと感じた場合は、ためらわず友人や家族・安心できる業者に話してみてください!
話してみるだけでもきっかけやヒントをいただけることがありますし、気持ちが軽くなることもあります。
また、一緒に作業をしてもらえる場合、誰かと一緒に作業をすることで心強さを感じることができたり孤独感を和らげることができます。
ご自身の心の不調が続くときには、専門のカウンセリングを受けることも一つの手です。
感情の整理を手助けしてくれる専門家に、素の心の声を話すことで新たな視点や心の平穏を得られます。
大切なのは、自分自身の心の声をしっかり聞き、必要なサポートを受けることです!
心のケアは大切に、怠らず、物品の片付けだけでなく、心の整理も続けていくことで、より良い生活空間と気持ちを実現できるはずです。
片付けの後はフォローアップを通じて、故人様への想いを引き継ぐことができたり、ご依頼者様が安心できる空間、居心地のいい空間、心の安らぎを手に入れていただきたいです。
遺品整理など整理全般・総合清掃のご依頼は、下記メールかお電話にてお問い合わせください。